つれづれ日記:アメリカにはなぜママチャリがないのか

sunchan20042005-02-08

昨年の10月頃だったと思うのですが、アメリカに来て初めて自転車を買いました。アメリカのスポーツショップやアウトドア・ショップを見て気づくのは、自転車といえばマウンテンバイクかサイクリング自転車しか売っていないことです。これはどうしてなのでしょうか。この市場原理主義の国で買う物の選択肢が異常に狭いというのには、何か理由があるのでしょうか。

その買った自転車が、安物だったせいか、またよく壊れる。一度自転車屋に見てもらって修理もしましたが、まだ同じ箇所の調子が悪いようです。マウンテンバイクは少し作りが複雑だし、自分でいじろうとしてもなかなかうまくいきません。そういうときにつくづく思うのが、「日本のママチャリがアメリカにもあればなあ」ということです。最近ではママチャリも安いのでは7千円台で売っていますし、作りも見た目もシンプル、そして簡単には壊れない。こんなすぐれものをなぜ日本の自転車業界はアメリカに輸出しないんだろう。見た目がかっこわるいから?アメリカ人の嗜好にそぐわなそうだから?

でも最近では日本人もアメリカにたくさん住んでいるし、きっと同じようにママチャリがあればいいのになと思っている人は結構いるんじゃないでしょうか。日本人が乗っていればきっと真似して乗り出すアメリカ人もたくさん出てくるでしょう。特にあの前についているカゴは荷物が多い時にはとても便利です。

ひょっとしたらすでに売っている店があるのかも知れませんが、今まで自分が見てきた店では、ママチャリやそれに似たようなものを目にしたことは一度もありませんでした。ぜひ日本の自転車屋さんに検討してもらいたいです。