2013-01-01から1年間の記事一覧

「宗教国家」日本

最近読んだ中で感銘を受けた記事の一つ。 (朝日新聞2013年12月25日朝刊より) http://www.asahi.com/articles/DA2S10897209.html* * *(寄稿 今こそ政治を話そう)「宗教国家」日本 作家・星野智幸 今年の年頭に私がまず購入した本は、ネルソン・マンデ…

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2009/03/18メディア: DVD購入: 6人 クリック: 136回この商品を含むブログ (245件) を見る「警察は君のためだったら、法律まで破るのか・・大し…

良心の裁き

人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2013/10/02メディア: 新書この商品を含むブログ (28件) を見る「国家の裁きに執行猶予はつくかもしれませんが、自分の良心の裁きに執行猶予はありませんから。…

Love at sixty

That was two years ago, and I've learned that love at sixty is different from love at sixteen or thirty-six. By the time we've lived that many years, we've become scarred and careful. We're afraid of falling, knowing how easy it is to trip…

Quote: James Madison

“Knowledge will forever govern ignorance, and a people who mean to be their own governors, must arm themselves with the power knowledge gives.”― James Madison「知識は無知を永遠に支配する。自らの支配者たらんとする人民は、知識が与える力で自…

ノルウェイの森

「自分に同情するな。自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」"Don't feel sorry for yourself. Only assholes do that."

a quote from Abraham Lincoln

Lincoln, movie trailer "I must make my decisions, Bob must make his, you yours and bear what we must, hold and carry what we must. What I carry within me, you must allow me to do it, alone, as I must and you alone Mary, you alone may light…

日本人の加害者意識・被害者意識について(柄谷行人)

忘却のしかた、記憶のしかた――日本・アメリカ・戦争作者: ジョン・W.ダワー,外岡秀俊出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/08/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る9月29日の朝日新聞書評欄、柄谷行人の書評より。 著者の『敗北を抱きしめ…

「甘えているわけじゃない」(高橋源一郎)

9月26日の朝日新聞朝刊での高橋源一郎の論壇時評「甘えているわけじゃない」より。 全文は http://digital.asahi.com/articles/TKY201309250780.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201309250780* * * 忘れられない光景がある。ぎりぎりまで働いて子ども…

森村進編著『リバタリアニズム読本』

リバタリアニズム読本作者: 森村進出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2005/03/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 43回この商品を含むブログ (30件) を見る自生的秩序(spontaneous order)について(土井崇弘、30-31頁より) 自生的秩序とは、ごく簡単…

「日本人は努力の総量が足りない」

東洋経済ONLINE 伊藤穣一×波頭亮 対談より。 http://toyokeizai.net/articles/-/17012 教育とラーニングの決定的な違い 伊藤 日本と米国は、教育とラーニングという違いがあるんじゃないかと思う。出題者が求める答えを返すと満点になるのが教育で、出題者の…

CRASH - Trailer

This is everybody's story. Life is bound by trivial things. But each of us getting trivial things done properly may lead to everybody's happiness. "It's the sense of tough. Any real city, you walk, brush past people, people bump into you. …

アルメニアの古い格言

悲劇のアルメニア (新潮選書)作者: 藤野幸雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る各章の冒頭に引用されているアルメニアの古い格言。「友人は顔を見る、敵は足もとを見る」「他人の目でものを見ること…

外交の優先度(佐藤優)

東京新聞(2013年8月16日)本音のコラム「外交の優先度」(佐藤優)より。 麻生太郎副総理兼財務相の「ナチスの手口に学べ」発言は、ボディーブローのように日本外交に悪影響を与えている。ここで日本が、第二次世界大戦後、国際社会で主流となった自由と民…

「社会の歯車となるために、笑うんじゃない。」(辛酸なめ子)

朝日新聞2013年8月7日「(耕論)乾いた笑いの時代に 桂文珍さん、辛酸なめ子さん」より。 ノリが悪くてもいいじゃない 漫画家、コラムニスト・辛酸なめ子さん インターネットを始めたのは1993年ごろで、人より早いほうでした。だからネットの世界に抵抗…

Darkness and Silence (Helen Keller)

I have often thought it would be a blessing if each human being were stricken blind and deaf for a few days at some time during his early adult life. Darkness would make him more appreciative of sight; silence would teach him the joys of s…

So Far Away

Never feared for anything, never shamed but never free A light that healed a broken heart with all that it could Lived a life so endlessly, saw beyond what others see I tried to heal your broken heart with all that I could Will you stay? W…

『医学部に受かる勉強法』

30歳・文系・偏差値30でも 医学部に受かる勉強法作者: 原田広幸,瀬戸雅美出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/03/19メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見るこの本より抜粋。 他人にかかわり過ぎない他人を心配できるのは、とて…

「分かりやすく稼いで安心させなきゃって焦った」

朝日新聞2013年7月25日朝刊 「おやじのせなか とらわれない無欲の人 マツコ・デラックスさん」より抜粋。 15年ほど前、雑誌の編集者を辞めて実家に戻ったころ、「働かないやつは、水、飲むな!」って怒られた。「出版関係の仕事」とは言ってあったけど、作っ…

「政治過程に企業経営の感覚が持ち込まれた必然的帰結」(内田樹)

2013年7月23日の朝日新聞より。 内田樹・神戸女学院大学名誉教授「百年の計より目先の得 非効率という知恵疎んじ 一枚岩の政党選んだ」 この「ねじれの解消」という文言もまた先の「綱領的・組織的に統一性の高い政党」への有権者の選好と同根のものだと私は…

マララ・ユスフザイ国連演説要旨

マララ・ユスフザイさん国連演説要旨(朝日新聞2013年7月14日付) 「マララ・デー」は、権利を訴える全ての女性や子どもたちの日だ。女性や子どもたちのために、教育を受ける権利を訴えたい。何千人もの人がテロリストに殺され、何百万人もが負傷させられた…

「今の日本の「心を一つに」気持ち悪い」(中村うさぎ)

朝日新聞2013年7月13日より。 ■「心を一つに」気持ち悪い 作家・エッセイスト、中村うさぎさん 今の社会を一言で言うと「気持ち悪い」。私、新宿に住んでるんだけど、在特会(在日特権を許さない市民の会)っていうの? ここんとこ「朝鮮人を殺せ」とか言っ…

「もっとうまくやってくれよ」(ジェフリー・ベーダー)

新潮45 2013年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/06/18メディア: 雑誌この商品を含むブログ (3件) を見るジェフリー・ベーダー「オバマは安倍政権をどう見ているか」『新潮45』7月号より。 ベーダー「中国側は七月の日本の参議院選挙の結果…

「政治家が軽々に歴史を語るな」(保阪正康)

新潮45 2013年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/06/18メディア: 雑誌この商品を含むブログ (3件) を見る保阪正康「政治家が軽々に歴史を語るな」『新潮45』7月号より引用。 橋下発言の「命を賭けて戦っている兵士たちが、その合い間に女性…

没頭するという感性を忘れてしまう

采配作者: 落合博満出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/11/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 21人 クリック: 445回この商品を含むブログ (119件) を見る 仕事で大きな成果を上げようと取り組んだことにより、私の人生の中で犠牲にせざるを…

「絶対的な自信を持っている人間などいない」(落合博満)

采配作者: 落合博満出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/11/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 21人 クリック: 445回この商品を含むブログ (119件) を見る 「不安もなく生きていたり、絶対的な自信を持っている人間などいない」私が半強制的…

「壁と卵」

朝日新聞2009年2月25日夕刊 斎藤美奈子・文芸時評より 先日エルサレム賞を受賞した村上春樹氏は、スピーチで「壁と卵」の比喩を用いた。「もし硬い、高い壁と、そこに投げつけられて壊れる卵があるなら、たとえ壁がどんなに正しく、卵がどんなに間違っていて…

EJ Interviews 2013年7月号

English Journal(2013年7月号)ブルース・ウィリス(俳優)とエディ・ジョーンズ(ラグビー日本代表ヘッドコーチ)のインタビューより。 The difference between trying to be fit and not being fit really means the difference between life and death. …

英語力が伸びる人、伸びない人

「柴原早苗の通訳者のひとりごと」『English Journal』2008年9月号より。 英語力というのは、生まれつきの才能でもなければ、魔法で向上するものでもありません。ダイエットやマラソン同様、トレーニングあるのみです。マラソン選手は最初から42.195キロメー…

「善悪の判断できない人は社会的に葬られる」(美輪明宏)

朝日新聞2013年6月8日土曜版Be「悩みのるつぼ」(人生相談コーナー)より。 相談者:女性 60代 「見て見ぬふりが正しいのか」何か社会にお役に立ちたいと意を決したのが10年前のことです。ことさら若い世代のしつけがなってないと長年懸念を抱いていた…