2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

田邊敏明『地球温暖化と環境外交』書評

地球温暖化と環境外交―京都会議の攻防とその後の展開作者: 田辺敏明出版社/メーカー: 時事通信社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る1997年に京都で開催された第3回枠組条約締約国会議(温暖化防止京都会議)で…

映画『誰も知らない』レビュー

ずっと見たかったのについにスクリーンで見るチャンスを逃してしまい、ようやくDVDで見ることになったこの映画。本当に見てよかった。しかもこの時期に見てよかった。この映画は実話(「巣鴨子供置き去り事件」)をモチーフにして、しかし子供たちの行動…

つれづれ日記:ウェブ上の論文は「凄いクォリティ」か

たやしんから議論が周ってきたので、ここでも議論ふることにします。最近こんなサイトがあるそうです。 http://www.happycampus.jp/ それでそれについての議論スレが以下だそうです。 http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2005/08/report_4b17.html うーん、…

David Campbell, Writing Security書評⑩(完)

【Epilogue. The Disciplinary Politics of Theorizing Identity】この最終章では、アイデンティティ論の展望というよりは、アイデンティティ論が国際関係理論における主流派の理論家からどれほど誤ったイメージと浅薄な理解によって評価を下されてきたかが…

David Campbell, Writing Security書評⑨

【Chapter 8. The Politics of Theorizing Identity】この章では、アイデンティティの理論を従来の国際関係理論に取り入れることで、「政治的なるもの」(the political)の範囲が国家に矮小化されることを防ぐことができると述べられている。「言説」「テク…

吉野耕作『文化ナショナリズムの社会学』書評

文化ナショナリズムの社会学―現代日本のアイデンティティの行方作者: 吉野耕作出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 1997/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (18件) を見る戦前・戦中の日本に典型的に見られた政治イ…