2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
この俗物が! (新書y) 作者:勢古 浩爾 発売日: 2003/12/01 メディア: 新書 勢古浩爾『この俗物が!』洋泉社新書y、2003年より。 くそみたいな男がいる。夜になるとサラリーマンの居酒屋と化す中華料理屋で、背広姿の見るからにとろくさい三十代男が椅子にふん…
この俗物が! (新書y) 作者:勢古 浩爾 発売日: 2003/12/01 メディア: 新書 勢古浩爾『この俗物が!』洋泉社新書y、2003年より。 日本人の自尊心はひ弱である。自尊心が傷つく、ということをこれほど恐れる国民もめずらしい、と思う。恥知らず、恥をかかす、恥…
この俗物が! (新書y) 作者:勢古 浩爾 発売日: 2003/12/01 メディア: 新書 勢古浩爾『この俗物が!』洋泉社新書y、2003年より。 「他人との比較」をすることはやむをえない。人情であり、われわれは仙人ではないからである。比較したあと、それを自分の中にど…
まれに見るバカ (新書y) 作者:勢古 浩爾 メディア: 新書 勢古浩爾『まれに見るバカ』洋泉社新書y、2002年より。 ※下線・強調は引用者 わたしは、どんな問題にたいしても答えを出す学者、評論家、総じて知識人をほとんど信用しない。だって、そんなことありえ…
ぶざまな人生 (新書y) 作者:勢古 浩爾 メディア: 新書 勢古浩爾『ぶざまな人生』洋泉社新書y、2002年より。 ※強調・下線は引用者 インテリになるほどの知識も意欲もないし、単純にその場その時に溶け込んで、集団のなかで明朗を演じる大衆にもなれない(大衆…
堀井憲一郎『若者殺しの時代』講談社現代新書、2006年より。 僕たちは、個人個人で社会にアクセスするシステムを選択してしまった。もう戻れない。映画でさえ、自分の部屋で勝手に見るようになってしまった。わかりやすい身近な集団に属することを避け、もっ…