「SNSで子どもの悪口を晒す親の裏切り」(Yahoo! Newsより)

www.yahoo.com

 

以下、記事より引用。

 

「娘が自分に書いた怒りの手紙をFacebookに載せて、娘が愚かで過剰反応していると書く母親」

 

「10代の息子のひどい成績通知書を載せて息子のダメっぷりをからかう母親」

 

「子どもが自分に私的に書いた手紙や、子どもが知らないところで写真や動画を公開することや、子どもとの争いや個人的なことを公開するのは笑えません。特にそうした情報を公開されることを恥ずかしいと思う年頃の子どもに対しては。」

 

「それは親の裏切りです。あなたは子どもの怒りを取り上げてそれをからかっているのです。自分が子どもの頃、親に理解されなかった時のことを思い出して下さい。」

 

「子どものこうした個人情報を繰り返しシェアする人たちは、しばしば子どもが言うことを聞かなくて困るとか、自分たちに対して敬意がないと文句を言います。口答えするとかドアをバタンと閉めるとか、友達と電話してて話しかけられても見向きもしないとか。でも、大人が成熟した思いやりのある態度を明らかに取れていない時に、なぜ子どもがそのように振る舞うことを期待できるのでしょうか?そこには相手への信頼がありません。敬意とは要求するものではないのです。自分の努力で勝ち取らなくてはなりません。」

 

「もし私が相手に敬意を示してほしければ、私自身もその人に対して敬意を持っていることを示します。それは人を区別するという意味ではありません。単にその人をバカにしたりからかったりしないという意味です。ましてやそれをSNS上でやるなんてもってのほかです。」

 

「親戚も含めて誰もが見られる場所に子どもの個人的なことを載せることは、子どものプライバシーや自立に対する敬意の欠如を意味します。親の皆さん、もし自分の子どもに信頼され尊敬されたいのなら、それはやめるべきです。」